ブルーバード シルフィが下周りから音がするとの事で入庫です。
お客様に問診すると加速時に
あき缶を打ちつけたような金属音がするとの事。
試運転すると確かに加速時にマフラーがどこかに当たっているような
大きめの金属が当たる音が確認できました。
リフトアップし点検をすすめます。
たいていの金属音の場合、こすれた跡や打痕が
何処かにある場合が多いので。
観ていくとガソリンタンクに何かがヒットした打痕を発見。
ガソリンタンクのガードの役目の鉄板プレートが曲がり
タンクに接触、振動の共鳴音が出ていた様です。
プレートを修正、タンクのへこみは
板金用の吸盤で荒出しして耐熱塗料で軽くペイント。
試運転し音の止まった事を確認し、ご納車しました。
ご納車時にお話を聞くとコインパーキングから出る際に
下を打った記憶があるとのことでした。
道路が整備され路面が良くなった現代は
下周りを打つといった事は非常に少なくなりました。
路面の良さがクルマの寿命を伸ばしているという面もあると思います。
路肩に落ちたり、下周りを打ったりしたら点検をしましょう。
思わぬ二次災害になる事も考えれれますのでね。